インターネット上では「青魚を食べると妊活に効果的」「妊活中はコーヒーを飲まないほうが良い」などと、さまざまな事柄が妊活に良いこととして紹介されています。その中の1つに「お灸が妊活に良い」というものもありますが、本当に効果はあるのでしょうか。この記事では、お灸が妊活に効くのかについて解説します。
妊娠しやすい身体を作るためには、次の3つを心がける必要があります。
妊娠しやすい身体を作るためには…?
1.ストレスを溜めない
2.適度な運動
3.冷え性の改善
ストレスを強く受けると、心身ともに影響が出てしまいます。
妊活中は女性ホルモンの分泌も高めておきたいものですが、ストレスを受けることで女性ホルモンの分泌が阻害されることもあるので要注意です。
また、ストレスは女性だけでなく男性にも良くない影響を与えます。ストレスから疲労感が溜まり、精子が作られる量が減ってしまうこともあるのです。
運動不足も妊活中は避けたいことの1つです。
もちろん、妊活をしていない時でも適度に運動して健康を維持する必要がありますが、運動不足の状態が続くと血流が滞り生殖器官の働きが衰えることもあるため、妊活中は通常以上に定期的かつ適度な運動を心がけたいものです。
冷え性は妊娠しやすい体づくりの大敵です。
血行が悪いと卵巣に酸素や栄養が十分に届かず、卵巣機能の低下につながります。
食事や日常生活を見直して冷え性を改善し、妊娠しやすい体づくりを目指しましょう。
冷え性改善のツボをお灸で刺激することも、おすすめの方法です。また、お灸をすることでリラックス効果も得られ、ストレス軽減も目指せます。
ただし、体質によって冷え性改善のツボが異なることもあります。次の章では一般的なツボを紹介しますが、あまり効果が得られないときは、鍼灸院等で専門家の施術を受けるようにしてください。
妊活においてお灸が効果を期待できるのは、冷え性改善だけが理由ではありません。お灸をすることで、妊活に嬉しい以下の効果を期待できます。
お灸で期待できる効果
●冷え性改善
●ホルモンバランスと月経周期を整える
●栄養を吸収しやすい状態にする
●血液循環を良くする
三陰交(さんいんこう)と呼ばれるツボを刺激することで、冷え性改善が期待できます。内側のくるぶしの上部から指4本分(指の横幅。手指をまっすぐにつけて伸ばした状態の人差し指から小指の幅)上の部分の骨と筋肉の境目に三陰交があるので、お灸をすえてみましょう。
お灸がない時は、ゆっくりと息を吐きながらツボを親指で押して吸いながら離すという動作を3回繰り返すのでもOKです。ツボを押す時は、過剰に強い力をかけてはいけません。痛気持ちいい程度に押すようにしてください。
みぞおちから肋骨の間をたどっていき、押して痛みを感じる部分を期門(きもん)と呼びます。期門を刺激することで胃腸の働きを活性化し、血の巡りをよくすることが期待できます。また、おへそから指5本分上に行った部分にある中脘(ちゅうかん)も、胃腸の働きを刺激して栄養吸収を高めるツボです。息を吐きながら推すか、お灸で刺激してみましょう。
ただし、腹部は皮膚が敏感なので、お灸も低温タイプを選ぶようにしてください。不安な方は、専門の鍼灸院で施術を受けるようにしましょう。
おへそから指4本分下に関元(かんげん)と呼ばれるツボがあります。関元を刺激することで、血液循環を良くする効果を期待できます。また、関元からさらに指1本分下(おへそから指5本分下)には中極(ちゅうきょく)というツボもあります。このツボも血液循環を改善する効果が期待できるので、刺激してみましょう。
妊活にお灸を用いる場合に、よくある質問とその答えをまとめました。お灸にチャレンジする前に、ぜひご覧ください。
ドラッグストアや薬局で、セルフでできるお灸を販売しています。妊活に効果を期待できるツボ(三陰交、期門、中脘、関元、中極)のいずれもが一人でも触りやすい部位なので、慣れない方でもセルフお灸をしやすいでしょう。
とはいえ、ツボを間違えてしまうと、思うような効果が得られないこともあります。不安な場合は鍼灸院で専門家の施術を受けるほうが良いでしょう。
1日のうちに何度も体調は変わるのと同様、お灸も1日のうちのどのタイミングにしても問題ありません。「なんとなく消化が優れないな」「手先が冷たいな」と症状を感じる時にお灸をすれば、普段よりも効果が感じやすくなるでしょう。深刻な不調の時や、お灸をしても症状が好転しない時は、早めに医療機関に相談するようにしてください。
お灸を続けることで自然治癒力を高める効果も期待できます。とはいえ、毎日欠かさずにお灸をしなくてはいけないわけではないため、不調がある時だけお灸をするのもおすすめです。
お灸以外の冷え性を改善するおすすめの方法を紹介します。
手足が冷たい方、肩こりや生理痛が深刻な方、また、むくみやすい方は冷え性かもしれません。妊娠しやすい身体を作るためにも、冷え性を改善していきましょう。
冷え性を改善するおすすめの方法
●長めの半身浴
●暖かい飲み物、食べ物を選ぶ
●適度な運動
●お灸
身体を芯から温めるためにも、30分程度はお風呂に入るようにしましょう。しかし、肩までしっかりとお湯につかると心臓を圧迫してしまうので、腰から下のみの半身浴がおすすめです。
また、温かい飲み物や食べ物も、身体を内側から温めてくれます。できれば夏も温かい飲み物を口にして、身体を冷やさないように意識していきましょう。
適度な運動で体温を上げることでも、冷え性改善には効果を期待できます。そのうえ、運動をすると不要な水分が体外に汗として排出されるため、過剰に摂取した水分が身体を冷やしてしまうことも避けられます。
お灸をすることで、ホルモンバランスや月経周期が整ったり、消化吸収が改善されたりといった妊活に嬉しい効果を期待できます。また、冷え性改善の効果を期待できるのもお灸の嬉しい特徴です。お灸をすれば必ず妊娠するというわけではありませんが、妊娠しやすい体質になる一つの方法かもしれません。ぜひお灸を妊活の1つに取り入れてみましょう。
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